声優志望者は専門学校に通ってはいけない!

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今回は2次元メディア・コンテンツに関わる職業の実態について書いていこうと思います。まず第1回は声優です。

なぜ声優を選んだかというと、GWの連休中に、メタルギア・ソリッドのスネークや、FateZeroのライダーの声優で有名な大塚明夫さんが書いた「声優魂」という本を読んだからです。

この本は終始一貫として、「声優だけはやめておけ!」を伝えている本です。この本は特に声優志望者に読んで、現実を知ってほしいですね。

もちろん声優志望者でない人でも凄く面白い本だと思います。


・声優の仕事だけで食っていけているのは、声優の中でも3%

声優データベースに登録されているだけでも、4123人(5/23現在)。

テレビ出演時の声優・浪川さんの話だと声優自体は計1万人。ただそれだけで食っているプロは300人。

つまり、声優の中でも3%しか食っていけてない。

声優というのは職業として成り立っていないと言えます。枠に対して数が多すぎるんです。

事務所所属になったからといって仕事は保証されておらず、いつ干されるかわかりません。ローンも組めません。安定な人生は歩めないでしょう。

ということで、声優は「職業」ではなく、今後の人生不安定でもいいし、どうなってもいいという「生き方」なのだと思います。

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・声優志望者が考える声優になるための方法

声優志望者は約30万人いるそうですが、声優志望者が声優になるための方法としてまず考えるのは、「専門学校・養成所に通う」という方法だと思います。

養成所は事務所が経営しており、事務所に直結しているので、卒業後の審査に合格した場合はその事務所の所属になる、ということが決まっています。

それに対して、専門学校は事務所との提携がないので卒業後の進路は自分自身で決めないといけません。

つまり、卒業するまでにどこかの事務所の所属オーディションに合格するか、事務所直結の養成所の入所試験に合格し、事務所所属を目指さなくてはならなくなります。

ちなみに、専門学校から直接声優事務所に所属できる人はほとんどいません。

養成所の中でも能力があると認められた人間が見習いとして仕事をする、それを「あずかり」や「ジュニア」と言います。

養成所の試験を受け、合格したとしても、その養成所の中でも毎年進級審査なるものがあり、実力が認められない人はまずその時点で不合格となる。そんな厳しい状況の中、進級審査に受かり、その後も努力を続けて晴れて事務所のジュニア所属になることができたとしても、ジュニア所属から正式に事務所所属になることが出来るのはその中の約1、2割だと言われています。声優を志す人数の内、9割を越える人が夢を叶えることができず諦めていきます。

・「声優になりたいから声優学校へ」という勘違い

これまで書いてきたように、声優志望者が専門学校に通う必要はあまりありません。「声優魂」では下記のように書いてあります。

・ベテラン声優の中で声優学校に行っていた人はいない

・スター街道の若手の中でも、そういう経歴を持つ人は少数派

・アイドル的な売れ方をしている声優だと更に少ない

・多数はグラビアモデル・子役・新劇などの経歴を経て直接プロダクション所属、

あるいは短期間養成所に通って、プロダクション所属

つまりは、専門学校に行ってもほとんど声優にはなれません。

確かに極少数ではありますが、専門学校を卒業して、声優になられた方もいます。ただしそういう場合、専門学校を卒業後に直接事務所の所属になったわけではなく、養成所に通ってからの所属です。

声優を目指すなら、専門学校に通う必要はなく、直接プロダクション所属か、養成所に通ってからプロダクション所属となります。

・なぜ声優志望者は専門学校に通いたいのか?

「声優魂」の大塚さんによると、

多くの声優志望者が「声優になりたければ、まずは声優専門学校に二年間通うのだ」と思い込んでいるのかといえば、「より安全で確実な道はある」と思いたい方がそれだけ多いから。

確かに「声優になるための安全で確実な道がある」と思いたいですよね。普通の人が「良い大学に行けば、大手企業に入れて、安定で豊かな人生が送れる」と思い込んでいるように。

また専門学校に通っても声優になれないだけでなく、他にもデメリットがあります。

「声優魂」にはこう書かれています。

己の個性を失う人もいます。

指導カリキュラム的には基礎に忠実でしっかりしている。

その分、はみだした感性の人間を小さく矯正してしまうことがある。

個性を潰してしまう可能性があるんです。

また専門学校に行ってから、養成所の試験を受ける場合でもデメリットがありまして、

専門学校に2年間通っていた分、合格のハードルが上がってしまいます。

「声優魂」で大塚さんは更に言及していて、

声優学校や養成所というのは、非常に儲かる商売です。

学校には、生徒たちの将来の面倒を見る義務がありません。

入った人間を必ずこのレベルのスターにします、

入った人間を社員にして給料を支払いますといった契約を交わすわけではない

確かに専門学校や養成所は儲かる商売です、1年で約100万円かかりますからね。2年だと約200万円。

別に責任や義務を負うわけでもありませんし。

・まとめ

「声優志望者は専門学校に通ってはいけない」!

ただでさえ声優になるのは難しいのに、専門学校に行っては可能性がなくなってしまいます。

2年間という時間と、数百万円という大金もなくなります。

「最後には絶望しか残らないことを承知で若者に高額な夢と希望を売りつける」

専門学校がやっていることは、まどマギのキューベーと変わりません。

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