アニメ制作:テレビ局主導の方式

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今回は2次元メディア・コンテンツの業界の中でも、

アニメ業界のアニメ制作方式について説明していきます。

今回は昔、ゴールデンタイム(午後7時~)に見られたテレビ局主導の方式について説明します。

現在、アニメ制作の発注方法には以下の2方式があります。

①テレビ局が元請け制作会社に直接委託する「テレビ局主導方式」、

②テレビ局や広告代理店、DVD販売会社、玩具会社、出版社、元請け制作会社などの関係者が出資して「製作委員会」を組織し、

製作委員会から元請け制作会社に発注する「製作委員会方式」です。

「制作委員会方式」については、次回説明します。

①テレビ局主導の方式

大手企業がCMを流すため、アニメのスポンサーになって、その番組提供費を元手にテレビ局はアニメ会社に制作発注してアニメは作られます。

この方式では、テレビ局に広告(CM)を集めるのは広告代理店の仕事であるため、そこで手数料(マージン)が発生します。

当然マージンが抜かれた後、今度はテレビ局も利益を出す必要があるので、局の利益を引いた金額が、実際のアニメ制作実費として制作会社に落ちます。

お金の流れだけ見ると、企業→広告代理店(マージン発生)→テレビ局(利益確保)→制作会社となります。

実際、5000万円の製作費が広告代理店の中抜きやテレビ局の電波料によって最終的に制作会社には800万円しか残らないのが現状です。

製作会社はテレビ局からの収入だけでは、到底制作費(1000万円前後)をまかないきれません。

足りない分を制作会社はどうするのかというと、商品化の窓口を制作会社が持ち、

アニメ関連グッズからのロイヤリティ収入を集めて収支を合わせます。

テレビアニメーション番組ビジネス

アニメーション産業の現状と課題 – 経済産業省 の資料より

かつてゴールデンタイム(午後7時~8時)で放送されて、

同世代のみならず幅広い世代で支持されていたアニメ番組ですが、
最近はゴールデン枠からのアニメは減り、深夜枠への移行が進みました。

次回は現在の主流となった「制作委員会方式」について説明します。

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